各国首脳および配偶者が装着しているラペルピンについての説明
三重県真珠振興協議会 5/26
自然との共存の象徴として
今回のサミットに、三重県真珠振興協議会が企画提供しましたラペルピンは単なる装飾品ではありません。これは人間と自然による共存共栄のシンボルです。古代から御食つ国と言われた志摩では、人々は自然の中で、その恩恵を受けて暮らしてきました。残念ながら近代における産業化は、人々とこの自然界との関係に影を落とすことになって しまいました。これは世界中で起こった出来事でもあります。そこで志摩市では「新しい里海」 創生に向けたプロジェクトを展開し、次世代に自然との共存共栄関係を残していこうとしています。このラペルピンに装着された美しい真珠は、すべて志摩市の英虞湾で養殖されました。これは 人間の英知と豊かな自然の合作。共存共栄の産物の一つです。豊かな海があって初めて美しい 真珠を生産することができるのです。我々は、志摩に集っていただいた各国のリーダーたちがこのピンを装着することによって、世界中の人々に自然への敬愛を示し、環境保護の重要性を 訴えるきっかけになってもらいたいと願っています。
真珠について
2015年12月28日に三重県真珠振興協議会が開催した「オール三重HANADAMA選考会」にて選出。県下の養殖業者から選りすぐりの珠をサイズ別に提出していただき、その中から流通業者が選考。今回のラペルピンには4名による3mm-5mmの英虞湾産真珠が使用されています。デザインについて
極秘にデザインコンペを行い、3月上旬に三重県真珠振興協議会メンバーで選出。デザイナーについて
中村 穣大阪府出身。ニューヨーク市の Pratt Institute にて、インダストリアルデザインを専攻し卒業。その後 オランダ Design Academy Eindhoven にて修士を取得。Gijs Bakker、Maaten Baas 等に師事。2007 年オランダ droog design からデザイナーとして作品を発表。帰国後、2012 年にジュエリーブランド “januka”(ヤヌカ)を立ち上げ、国内外のセレクトショップへの卸販売や百貨店での期間限定ショップを行っている。2014 年より東京都台東区のインキュベーション施設”台東デザインーズビレッジ”にアトリエを構える。
ラペルピンは以下の商品説明書と共に提供。
尾鷲ヒノキの端材を活用した名刺サイズのカード<English>
Special lapel pin for the Ise-shima G7 Summit The pearls in this pin symbolize harmony between humanity and nature. In Shima, we strive to preserve this harmony for future generations.
3mm-5mm Akoya pearls cultivated at Ago Bay by Hiroshi Takeuchi, Yasushi Yamagiwa, Hideo Matsumoto and Sadamu Yamagiwa
18K Gold
Designed by Jo Nakamura
<日本語>
伊勢志摩G7サミット ラペルピン
このピンに装着された真珠は人間の営みと自然との共存を象徴しています。
志摩においては、この共存関係を次世代に手渡せるように努力しています。
3mm-5mm 英虞湾産 アコヤ真珠
養殖業者 竹内 洋、山際 保史、松本 英雄、山際 定 18金
デザイン 中村穣
三重県真珠振興協議会について
伊勢志摩サミット開催を受けて2015年7月に発足。県下の養殖業者、流通業者、小売業者が集い、「オール三重」で真珠のPRを目的としている。 会長は覚田譲治(覚田真珠 代表取締役)これまでの活動
「三重の真珠」リーフレット制作と配布(日本語、英語、中国語)・伊勢志摩の真珠小売店へ真珠検定委員会の「店頭 Q&A 集」の配布と説明の実施
・12月28日「オール三重 HANADAMA 選考会」開催
・ミエム(三重県総合博物館)にて 4 月 15 日から真珠交流展示会の開催、および「はじめての真珠講座」 (4月30日、5月1日)開催
・伊勢志摩プレスツアーへの協力(4 月 4 日)
三重県真珠振興協議会
三重県伊勢市岩渕1-3-19 2F電話 0596-28-4140
中村敏雄
m-sinkyo@amigo2.ne.jp
HP http://www.mie-pearl.com/
Youtube https://www.youtube.com/watch?v=h4LHIu6aqHo&feature=youtu.be
About “Lapel pin” on leaders
Mie Prefecture Pearl Promotion Council
Philosophy of this lapel pin
This pin is not offered as mere decoration. It symbolizes the intricate relationship of humankind and the natural world. For several thousand years, the people of Shima-city worked in harmony with the sea, as fishing played a central role in our way of life. In the last century, industrialization has presented challenges to this harmony, as it has in many other parts of the world. The Satoumi Project is striving to restore the balance with nature that has been so meaningful and nourishing to Shima-City for centuries, and to pass this balance on to future generations. The pearls in this pin represent one of the fruits of this balance. Without a diverse and thriving marine ecosystem, their beauty would not be possible. We hope that G7 leaders will accept and wear this pin. In doing so, you will support us in advocating the cultivation and preservation of our relationship with the natural world.Pins were handed with the wooden card (recycled Owase Hinoki cypress)
Special lapel pin for the Ise-shima G7 SummitThe pearls in this pin symbolize harmony between humanity and nature. In Shima, we strive to preserve this harmony for future generations.
3mm-5mm Akoya pearls cultivated at Ago Bay by Hiroshi Takeuchi, Yasushi Yamagiwa,Hideo Matsumoto and Sadamu Yamagiwa
K18 Gold
Designed by Jo Nakamura
Mie Prefecture Pearl Promotion Council
Founded in July 2015 for G7 summitMembers are farmers, traders and retailers in Mie Pref.
Chairman George Kakuda
Address
1-3-19 2F Iwabuchi, Ise-city, Mie
0596-28-4140
m-sinkyo@amigo2.ne.jp
HP http://www.mie-pearl.com/
Youtube https://www.youtube.com/watch?v=h4LHIu6aqHo&feature=youtu.be
Size:3cm×2cm Akoya pears:3-5mm 18K Gold
G7 Summit Ise-shima 26-27 May 2016
商品説明カード
社団法人日本真珠振興会
パールプロモーション委員会